一度別居してしまうと、修復は難しいのでしょうか。
夫婦関係の修復には、コミュニケーション、相手を立てる、スキンシップする等が有効のようですが、奥様からすると、離婚に向けた準備期間のようですよ。
別居から修復するまでの期間は、半年から1年で、それを過ぎると離婚する確率が増えるようです。冷静に話し合いを続けましょう。
夫婦関係修復のポイントが知りたい!別居を回避したいのです
日常会話を増やす
一日の始まりは気持ちの良い挨拶から!
なんだか幼稚園の教えみたいですが、この当たり前のことが出来ている夫婦って、実は良好な関係を築けている人達が多いのです。
「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「おやすみなさい」を意識的に言ってみましょう。
また、単なる挨拶だけでなく、そこにあなたが夫を気にかけたり、大切に思っている気持ちを込めた一言プラスしたりすると、更に相手の心に届き、会話のキャッチボールが生まれますので、ぜひ試してみましょう。
頼りにして褒める
家事にはノータッチの夫にも、たまには簡単に出来る家事を手伝ってもらいましょう。
ただ手伝ってもらうのではなく、「頼りにする」「褒める」がポイントです!
少し甘えて頼りにすることで、あなたが夫を必要としている気持ちが伝わります。
また、何かを頼んだらお礼だけではなく必ず褒めてください。
他にも仕事の話を聞き出して頑張りを褒めたり、容姿を褒めたりして夫を立てましょう。
たまには人前で、頼りになる夫を自慢してみるのもおススメ!男性は喜びます。
スキンシップをとる
軽いボディタッチをしてみましょう。
肩に糸くずがついていたら取ってあげる、お弁当を渡す時に軽く手に触れてみるなどの些細なことで良いです。
お風呂上りに手や腰、肩のマッサージをしてあげるのもおススメです。
- 日常会話を増やす:1日の始まりは挨拶から
- 家事を手伝ってもらう→頼りにする・誉める、必要としている気持ち伝える
- 軽いボディタッチ→スキンシップを取る
旦那と冷え切ってしまっていると、コミュニケーションがないんじゃないでしょうか。まずは挨拶から始めてみて、徐々に家事を手伝ってもらう、スキンシップへと進んでみましょう。どこかで破綻するなら…
修復は難しくなるの…?一度別居した後の夫婦関係はどうなるのか
別居は離婚につながりやすい
妻から別居を申し出られて、「離婚するよりはマシか」と承諾してしまったという男性も少なくないかもしれません。
確かに離婚と別居を比較した場合、別居のほうが多少の可能性が残っているイメージがあります。
しかし、残念ながらそのまま別居を続けていると離婚一直線で複縁は無理という事になりやすいのです。
なぜなら、妻が別居を持ち出すのは「スムーズに離婚するための方便」として使っている為です。
妻側がいきなり離婚を持ち出すと大騒ぎになり上手く離婚できない事が多い為、まずは別居というワンクッションを置いてからじっくり離婚へ持ち込もうという作戦です。
別居から妻が帰ってくる確率は?
もしも、すでに夫婦別居をしてしまっているのなら、「いずれは妻も冷静になって戻って来るだろう」と楽観視しないでください。
恋愛中・同棲中の恋人同士なら、喧嘩から家出となっても頭が冷えれば帰ってきて復縁という可能性もあるでしょう。
しかし、共に生活していた妻が別居すると言い出したのなら、かなりの確率で離婚を前提にしていると考えて間違いありません。
うっかり別居に同意してしまえば、そのまま離婚となって妻が家に帰ってくる確率はひじょうに低いとしか言えません。
- 妻が別居を言い出す→スムーズに離婚するための方便
- 別居している→楽観視できない:かなりの確率で離婚を前提にしている
- 別居に同意→妻が家に帰ってくる確率低い
旦那は、勝手に冷却期間とか思わないほうがいいんですね。奥様だって、別居するには経済的にも負担が大きいわけですから、それなりの覚悟をもって言い出しているということでしょうか。旦那も覚悟したほうがいいですよ。
別居前に夫婦で明確にしておくことが必要|修復か離婚か、二人の選択は…
離婚に向けての別居
長期にわたる場合がほとんどで、離婚の条件などを話し合う期間にあてることになることも多いです。
ただし、離婚を前提としての別居の場合は、暴力が原因でなければ、相手に何も告げずに一方的に家を出て行くことは避けましょう!明確な離婚原因がなければ「夫婦の同居義務」に違反する、として、出て行った側が「悪意の遺棄」と見られることもありますから。
相手に改心させるための別居
ショック療法が目的です。
よくあるのは、浮気をした配偶者に反省をうながすために、短期間家を出るという感じです。
これは、浮気などの明白な原因を取り除いて、夫婦関係を修復するためのものです。
そのまま破綻に至らない限りは、別居は必ずしも離婚の前段階ではなりません。
離婚になってしまう別居もあるでしょうが、そればかりではないこともあります。離婚話が持ち上がって、双方で冷静な話し合いができない場合には、しばらくの間冷却期間をおくという意味で別居するケースは多いようです。
- 離婚に向けての別居:長期間になる、離婚に向けて協議する期間
- DV意外が原因→一方的な別居避ける:夫婦の同居義務に違反、悪意の遺棄になる
- 相手に改心させる目的での別居→ショック療法、短期間
- 浮気等の原因取り除く→関係修復:破綻しない限り離婚にはならない
- 離婚話持ち上がる→冷静な話し合い無理→冷却期間としての別居のケース多い
DVが原因であれば、一刻も早く離れるべきですが、それ以外の場合は、一応双方で話し合ってから別居しないと、離婚裁判になった時不利になることもありそうですね。冷却期間を設けたとしても、話し合いができなければ修復は難しいでしょうね。
夫婦関係修復のポイントを解説!別居中にきちんと学んでおこう
タイムリミットは1年
別居した夫婦が復縁に至る期間で多いのが半年、長くて1年だといわれています。
これは、別居期間が1年を過ぎるとパートナーがあなた無しでも生活できるように経済的に自立が可能になるためです。
また、元々の考えが精査されることで、より離婚への準備が進んでいく期間にもなっています。
そのため、パートナーと復縁を目指すのなら、早めに行動するようにしましょう。
押すより引く
別居を口にしたパートナーのあなたへ警戒はとても強固なものになっています。
そこへ無理に押し入ろうとすれば、当然相手の警戒心はさらに強くなるどころか、いち早く離れる為に離婚への歩みを速めてしまいます。
謝罪や様子を窺うような連絡は極力避けて、必要最低限の連絡から始めましょう。
離婚は嫌は離婚したい
別居の話し合いから、離婚は嫌だと相手へ意思を伝えることは逆効果になります。
上記と同じで、自分の気持ちだけを相手に押しつける行為は相手の決心を固めるだけです。
特に別居直後から、離婚をしたくない、復縁しようと迫れば、相手にとってはストーカーと同じ、畏怖の対象です。
別居を言い渡されたあなたはパートナーにとって他人よりも嫌悪されている存在だと受け入れましょう。
- 別居夫婦の復縁:半年~1年。1年過ぎる→経済的に自立可能、考えが精査される
- 別居を口にする→貴方への警戒は強固:無理に押し入らず最低限の連絡のみ
- 話し合い:自分の気持ちを押し付ける→相手の決心を固めるだけ
- 別居直後から復縁を迫る→ストーカーと同じ
- 別居:他人よりも嫌悪されている
パートナーが別居を言い出すということは、貴方の事を嫌悪し、警戒しているということです。パートナーの意見を冷静に受け止めて対処しないと、幾ら話し合いの場を設けても帰って離婚への決心を固めてしまうだけですよ。
こんな方法も。別居状態から夫婦関係を修復したいのなら試してみて
さりげないメールやLINE(ライン)で近況を連絡する
夫婦関係が悪化して別居状態になっている場合、どうしてもお互いに連絡を取らなくなりがちです。
連絡を取る時には本当に用事があって必要に迫られた時のみという事になってしまっているのです。
そんな状態では、夫婦関係を修復したいと思っても難しいでしょう。
別居中から夫婦関係を修復するには、まずは連絡を取り合うという事が最初の一歩なのです。
さりげない内容のメールなどを、相手に送ってみてください。
恋愛し始めのように食事に誘ってみる
相手にメールを送って、相手からもたわいないメールがくるようになったら、今度はさりげなく食事に誘ってみるのもいいでしょう。
別居中という事で、夫婦としては顔を合わせる機会が極端に少なくなっているでしょう。
たまには顔を合わせて楽しく穏やかな時間を過ごすようにしてみるのも一つの手です。
そういう時には相手もその誘いに乗りやすいように、「何かのついでに」といったシチュエーションがあると便利です。
相手に対して好意を伝える
別居中から夫婦関係を修復するには、相手に対して好意を伝えるという事が大切です。
一度は別居を選んだ二人ですから、その二人の間の溝というのは結構深いものがあるでしょう。
それを少しずつ埋めていくには、相手に対しての好意を表現するという事にほかなりません。
例えば経済的に援助してもらっているなら、給料が振り込まれた時には「いつもお仕事頑張ってくれてありがとう。」という一言を伝えてみましょう。
- 別居中:必要に迫られた時以外連絡とらなくなる→修復難しい
- 夫婦関係を修復→連絡を取り合う
- 相手からもメールが来るようになる→食事に誘う:恋愛のやり直し
- 別居を選択→2人の溝深い:埋めるには好意を伝えるしかない
- 経済的に援助されている:生活費振込時一言礼を言ってみる
冷え切った夫婦関係を修復するには、始めから恋愛をやり直すしかないんですね。それでも深い溝が埋められないのだとしたら、その時はもう覚悟するしかないでしょう。まずはコミュニケーションからやり直しです。