万が一日本の財政が破綻した場合、リスクを回避する方法はあるのでしょうか。
リスクヘッジの方法としてよく挙げられる外貨預金についてまとめてしました。
海外銀行で外貨預金をすることは本当にリスクがないのかどうか、検討材料にしてくださいね。
海外銀行を頼る時の心構えについて!日本の財政破綻の危惧して対策をとるとき
どこも危ない
まずは先進国はどこも財政問題を抱えてますので資産の逃避を考える自体が、危ないと思います
日本またはアメリカがどっちかが破綻しても結局両方共倒れです。
最近の事情を見ても、地震が起これば円高になったり、ほとんどが思惑と逆になります
仮に日本が破綻したら、日本以上に危ない国はさらに国債が下がるなんて超ありうりですねしたがってTVでもキャピタルフライトという言葉が出てきますが、個人が海外銀行に資産を移すなんて全く意味がありません
ファンド運用も危険
また、財政破綻対策で海外でファンド運用とかも自分なら絶対にやらないし人にもそう勧めます。財政破綻より先に自分が一文無しになります(年初の朝日新聞参照)
まあ車で2時間行ったところが、スイスの銀行といった環境ならまた別なんでしょうか、、
むしろ、そういったことに便乗する業者(国際投資アドバイザー、IFA)がわんさかいますので、間違っても信じてしまうと財産そっくりやられます。
引用元-YAHOO!JAPAN 知恵袋
- 資産の逃避を考えること自体が危険である
- 日本、アメリカどちらが破綻しても共倒れとなるし、個人が海外銀行に資産を移すのは全く意味がない
- 財政破綻対策で海外でファンド運用はしない方がよい
- 国際投資アドバイザー、IFAを信じると財産をすべて失ってしまう
ある程度財産を持っている人だからこそ、心配も増え、なんとか財産を守ろうと思うのでしょうが、結局日本が破綻した時には他国も破綻している可能性が高いということですよね。対策として何をすればいいのかわからなくなりますね。
預金している人に与える影響は!?海外銀行が破綻したとき!
銀行が破綻してしまったら…
外貨預金をしている銀行が万が一破綻してしまった時にはどうなるのでしょうか?
実際に起きる現象としては、まず預金保護の対象となっている預金の引き出しが優先されるため、おそらく保証のない外貨預金に回ってくる資金はほとんどないでしょう。つまり、預金は戻ってきません。それでは外貨預金は保護されない危険な金融商品なのでしょうか?
実際にそうであれば、各銀行が取り扱うこともありませんし、そこに預金する人もいません。これはなぜかと言うと、銀行そのものの信用があるからです。外貨預金を預ける際につぶれそうな銀行にお金を預ける人はいません。
しかし、つぶれそうにない銀行に預けるのであれば、預金保護の有無は大きな問題ではなくなるからです。実際に、これまで銀行の破綻によって外貨預金が戻ってこなかったという事例はありません。
FXの場合は
この点においては、FXの方がさらにリスクが高いように思われていますが、一部の優良FX会社については、信託保全と言って預かり資産を別の信託銀行などで管理していますので、これが事実上の保険になるので、むしろ預金保護のスキームが進んでいると言えるでしょう。
引用元-外貨預金ナビ
- 外貨預金をしている銀行が破綻した場合は、保証のない外貨預金に回る資金がほとんどなく預金は戻ってこない
- 外貨預金を預ける際に信用のある銀行に預けるので、預金保護の有無は大きな問題ではないので、これまで破綻時に外貨預金が戻ってこなかったという事例はない
- 一部の優良FX会社は、信託保全という預かり資産を別の信託銀行などで管理する方法を取っており、これが事実上の保険になる
FXはお金を取り戻せないのでリスキーだとよく言われていましたが、優良な会社ではきちんと別の信託銀行で管理してくれているのですね。取引するには事前にそういったところまで確認できると安全ですね。
外貨・海外銀行を考えるメリットとは!?日本財政破綻を見越して対処する場合!
■日本の銀行の外貨預金では資産の保全はできない
外貨を持つことを考えた場合、「それならば外貨預金をすればいいのではないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、日本国内で外貨預金をすることはおすすめできません。
日本の銀行にお金を預けていたら、それが円預金であれ外貨預金であれ、財政破綻(デフォルト)の危機が迫って預金封鎖がされてしまうような状況においては、同じく封鎖されてしまいます。
そして、そんな非常事態には、政府は国民の資産を合法的に没収することで対応しようとしますから、『外貨預金については、外貨から円に戻して償還する』なんてことが決められたら、すべては無駄になってしまいます。
きっちり外貨のままで最後まで保護できる保証はどこにもないのです。
では、シティバンクなどの外資系の銀行に外貨預金していれば問題ないか。これもだめです。
外資系の銀行であっても日本国内の支店はすべて日本の金融庁の管轄下にありますから、同じように預金封鎖されますし、その後の対応は日本の銀行と何ら変わらないでしょう。
外資系銀行であっても日本の銀行とリスクは同じだと考えておいた方がいいです。
■外貨は海外の銀行に預金する
預金封鎖のリスクを避け、外貨資産をきっちり保護するためには、日本の金融庁の影響を受けないところに外貨を持つ必要があります。
最もいいのは、海外の銀行(できれば日本に支店のない銀行)に外貨で預金しておくことです。
これであれば、日本で何が起きようが、特に影響を受けることなく自分の資産を保護できます。
海外の銀行ならどこでもいいということではなく、政治の面でも財政の面でも安定していて法整備がしっかり整っている国の、世界的に展開しているような信用力の高い銀行がいいでしょうね。
- 日本の国内で外貨預金をするということは日本の銀行にお金を預けているということになり、円でも外貨でも預金封鎖されてしまう
- そのような場合は国民の資産は合法的に合算され、きっちり外貨のまま最後まで保護できるという保証はない
- シティバンクのような外資系銀行の外貨預金でも結局日本の金融庁の管轄下にあり、リスクは同じである
- 日本に支店のないような海外の銀行に外貨で預金しておけば影響を受けない
- 政治面でも財政面でも安定して法整備が整っている国の世界的に展開し、信頼されている銀行が良い
日本国内に支店があれば、結局日本での問題の影響を受けてしまいます。日本に支店のない、かかわりのない銀行が良いようです。具体的にどういうところなのかはよくわかりませんので、調べてみる必要はありますね。
「海外の銀行」と「日本の銀行」を徹底比較!資産運用のリスクは何!?
■外貨預金のリスク
為替レート変動により増えたり目減りしたりするリスクがあることは言うまでもありませんが、それとは別次元の問題として、外貨預金には無視できない大きなリスクがあります。それは、預金保険の対象外である点です。通常の円預金は、銀行破綻時に1,000万円まで保護されますが、外貨預金は法的に一切保護されませんので、最悪の場合、全額還ってこないリスクもあります。
■日本の銀行のリスク
もし、日本が本格的に財政危機に陥った場合、国債価格が急落します。すると、ご指摘のとおり、日本の銀行は大量の国債を保有していますから、巨額の含み損を抱えて、債務超過に陥る銀行も多数出てくるでしょう。おそらく、バブル崩壊後に地価や株価の下落で苦しんだ当時とは比較にならないほど、大きなダメージを受けます。
■政府の救済は期待できるか?
国債急落を放置すると、銀行が破綻して金融システムがマヒしますから、民間企業もバタバタと連鎖倒産します。そうすると街に失業者があふれ返り、自殺者も急増するといった、想像すらしたくないような非常事態に陥りますので、日本政府は国債市場を維持するためのあらゆる対策を講じるでしょう。
ただし、昔、公的資金を投入した当時と異なり、今回は政府自身も巨額の借金で身動きがとれず、新規の借金も困難ですので、どこまで救済するか不透明です。最低限、金融システムを維持するために資金を投じたとしても、外貨預金は決められているとおり切り捨てられるかもしれません。
引用元-為替王
- 外貨預金は預金保険の対象外となり、銀行破綻時に一切保護されないというリスクがある
- 日本の財政危機の場合、日本の銀行が大量に持っている国債のせいで巨額の含み損を抱え、債務超過に陥る
- 国債急落が続くと、民間企業も連鎖倒産し失業者があふれ、自殺者も急増するという非常事態にならないように、政府はあらゆる対策を講じるはずである
- ただ、政府も巨額の借金で身動きが取れないので、外貨預金は切り捨てられる可能性がある
ここまで保護されない可能性が高いのであれば、気軽に外貨預金は出来ないですね。万が一のためのリスクヘッジのために外貨預金をしているのに、むしろリスクを背負ってしまうことになります。
将来の見通しについて!日本財政は本当に破綻の危機に直面するの!?
日本は破綻するのか
世の中には、「日本はほぼ間違いなく破綻する」と主張する人(藤巻健史さん等)や、「何があっても日本は破綻しない」と主張する人(三橋貴明さん等)がいます。
国と地方の長期債務残高は平成23年3月時点で約900兆円。平成21年度からは新規国債発行額が税収を上回るようになり、毎年新規で40兆円以上発行しているので、国と地方の長期債務残高はあっという間に1,000兆円→1,100兆円→1,200兆円…と雪だるま式に増えていくことになります。超少子高齢化・人口減少の進展で経済成長が困難になり税収が頭打ちとなる中、今後も社会保障費は増える一方(毎年1兆円増)であり、国債等の利払いも膨れ上がる一方です。
債務は爆発し続ける
はっきり言って消費税等を少し増税したところで焼け石に水であり、まっとうな手段でこの流れ(債務爆発)を止めることはもはや不可能な領域に入ってしまいました。
こうなってくると、国債の利払いだけでも税収を上回る日(大雑把に債務残高2,000兆円×金利2%で利払い40兆円)がいつか到来して、日本は破綻してしまうのではないかと誰もが不安になるわけですが、前述のとおり有識者?の間では意見が真っ二つに割れている状況です。
引用元-COSMIC VOYAGER
- 国と地方の長期債務残高はあっという間に膨れあがり、超少子高齢化の今、今後も社会保障費は増え、国債等の利払いも増え続ける
- 消費税を増税しても焼け石に水であり債務爆発は止められない
- 国債の利払いだけでも税収を上回る日がいつか来るはずであるが、日本が破綻すると主張する人と破綻しないという人で意見は二つに分かれる
有識者の中でも意見が真っ二つに割れているのですから、少し詳しい程度の素人が分かるわけはないですよね。ただ、破綻まではいかないにしろ、相当に危険な状態であるということはよくわかりました。