お宅の家計管理、誰がイニシアチブを握っていますか?
やはりというか、4割以上は奥さんが家計を管理していて、旦那はお小遣いをもらっているようですね。
お財布は、夫婦共通の物を作って一緒にするのがいいようです。また、1日に使える額を決めて、朝財布には予算額だけ入れてやりくりする方法もありますよ。
家計管理、夫 or 妻どちらがしていますか?財布を握っているのは誰でしょう
日々のやりくりや将来に向けた貯金など、結婚生活において「家計管理」は欠かせないもの。やっぱり女性が担当するべき? 先輩夫婦はどうやって管理しているの? 気になるネタはいっぱい。そこでマイナビウエディング編集部では、「家計管理」について、既婚男女にアンケートを実施しました。
■4割強の夫婦で、妻が家計管理を担当していた
Q.家計は、夫と妻どちらが管理していますか?
1位 妻(46.1%)
2位 夫婦共同(31.7%)
3位 夫(20.9%)
約半数の夫婦で、奥さまが家計を管理しているという結果に。一方で、3組に1人が共同、5組に1人は旦那さまによる管理だそう。意外と別れましたね。それぞれの理由を見てみましょう。
■妻が管理派は、「妻がしっかりしている」「妻に任せた方が楽」
奥さまが家計管理をする家では、「銀行のカードはすべて私(妻)が持っていて、夫にはお小遣いをあげている」(女性/30歳/結婚4年目、以下年数のみ)、「妻が完全に管理していて夫は貯蓄額も知らないと思う」(女性/31歳/3年目)、「給料も通帳も預かって管理する。旦那は少しお金の管理が甘いので」(女性/27歳/1年目)など、旦那さまにはお小遣いだけ渡すという奥さまが多数。
- 家計管理:妻46.1%、共同31.7%、夫20.9%
- 銀行のカード→妻が管理、夫は小遣いをもらっている
- 妻が完全に管理→夫は貯蓄額知らない
- 旦那→お金の管理甘い→給料・通帳:妻が管理
なんで奥さんの方がお金の管理がシビアなんですかね?女性にだってお金にルーズな人が良そうなもんですけどね。旦那の方も、自分が稼いだ給料から小遣いをもらうのも、どうなんでしょうね。
お財布は一緒にするのがオススメです。共働きの家計管理にアドバイス
共同財布でやりくりパターン
共働きの夫婦にオススメなのが、夫婦でひとつの「家計用の銀行口座やお財布」を用意して、そこにお互いがお金を入れてやりくりするパターン。例えば月々5万円、10万円など、決められた金額をふたりがそれぞれの稼いだお金から持ち出して、そこから家賃や駐車場代、公共料金などを自動で引き落としたり、食費やふたりで外出した際の支払いをまかなうやり方。また、「家計用の共同財布 」から毎月一定額をふたりの貯金として確保しておくといいでしょう。このパターンだと、手元に残ったお金は、夫婦それぞれのお小遣いとなります。
夫婦ともに毎月一定額を家計に平等に出すため、”どちらが多く払った”などという不公平感もなく、納得しやすい点がメリットで、夫婦で貯金を確実に増やしていきたい場合にも便利です。また、残業などをして多く稼いだ月は、追加収入がそのまま自分のお小遣いになるので、仕事へのモチベーションもアップするはず!
夫婦に収入差があり、例えば夫が500万円、妻が300万円という場合なら、家計用のお金も5:3にして、夫が5万円&妻が3万円、夫が10万円&妻が6万円、などと収入額に応じた割合設定をしても!
イニシアチブをどちらがとるか
気をつけたいのは、この「家計用の共同財布」のイニシアチブをどちらがとるかという点。例えば妻が「インテリアとして観葉植物を買いたい」、夫が「健康維持のためにダイエット器具を買いたい」と思っても、相手が「それはアナタの趣味だから、家計の財布からではなく、お小遣いからにして」というケース。都度相談していては大変なので、ある程度はどちらかが主導権を握り、「家計用の共同財布」を使うルールを決めておくといいでしょう。
- 夫婦共通の「家計用の銀行口座・お財布」を用意→毎月一定額を貯金に回す
- ともに毎月一定額を家計に平等に出す→不公平感なく納得しやすい
- 残業などして多く稼いだ月:追加収入→自分の小遣い
- 夫婦に収入差→収入割合に応じて拠出すればいい
- どちらかがイニシアチブを取り、共同財布を使うルールを決める
旦那からすれば、一定額を拠出する方法は、自分の給料を握られているわけではないので、たまたま収入が多い時は自分の小遣いやへそくりに回せます。大事なのは、生活費+貯金を確保することですよね。
家計管理のテクニック|「お財布を空にする」と上手くいくやり方が!?
○1日でいくら使えるのかを知ろう
まず、家計の予算組みをしっかりたてていこう。「食費・日用品(16~18%)、おしゃれ・趣味(3~5%)、外食・交際費(3~5%)などの日々使うお金は、手取り収入の約28%に抑えます。残りを住宅ローン、教育費、通信費、車代などの固定費に充てます。最初は厳しいかもしれませんが、目標を立て実行していくことが大切です」(いちのせさん・以下同)。手取り額の約28%を日割りした金額が、1行家計簿で使用する1日の額だと肝に銘じよう!
○“クリアブック封筒”をつくろう
〈1〉クリアブックを用意する。
〈2〉1つのポケットを1日分として、日付を入れた紙を差し込んでおく。
〈3〉各日付のポケット30枚(1カ月30日の場合)に、試算した1日の予算額を入れる。
○1行家計簿のつけ方
〈1〉朝、“クリアブック封筒”から、その日の予算を財布に入れる。
〈2〉帰宅後、1行家計簿に記入する。
〈3〉お釣り額とレシートをクリアブック封筒に戻す
ポイント
「ポイントは、常に朝、財布を空にしておくこと!そこに1日の予算を入れてやりくりします。買い物や仕事から帰宅したら、まず財布に残った額を確認して記入します。次にその日使った金額の合計を記入します。最初に残った額をチェックして記入するのは、わずかでも、『100円残った』と楽しくなれるから。
残高がないときは、レシートをチェックして何か無駄遣いをしていないか確認するようにしましょう。細かく項目ごとに書く必要はありません。大切なことは、毎日、財布の中身を把握すること。月末になるにつれて、クリアブックに小銭が残り、重くなっていくのも楽しみになります」
- 家計について予算をたてる
- 日々使うお金:手取り収入の3割弱に抑える→残りは固定費(住宅・車、教育など)
- 手取りの約1%→使用できる1日分の金額
- クリアブック封筒:1ポケット:1日分、日付を付ける、1日分の予算額を入れる
- 朝:財布に予算を入れる、帰宅後1行家計簿をつける、お釣り・レシートを封筒へ
- 朝は常に財布を空に→出かける前に予算額を入れる
- 帰ったらお釣りとレシートを封筒に戻す
- 残高がない→レシートを確認:無駄使いがないかチェック
自分の収入と、固定費が幾らあるのかをよく確認して、生活費にどのくらい回せるのかよく確認が必要ですね。で、生活費を1日分ずつに分けてその範囲でやりくりする。実にいい方法なのではないでしょうか?
お財布との正しい付き合い方がかかせない!家計管理が上手くいくポイント
家計管理のポイント
1 ポイントカード、キャッシュカード、クレジットカードを厳選する
2 お金が入る口座、使う口座、貯める口座を決める
3 1ヶ月に銀行から下ろす金額を決める
4 最低限の現金をお財布に入れる
5 クレジットカードかVisaデビットカードで買い物をする
6 買い物履歴を毎週チェックする
7 レシートはこまめに出し、再度見る
8 先取り貯金を増やす
引用元-お財布メソッドまとめ 今スグに実践しよう! [家計簿・家計管理] All About
- カード類を厳選、入金・出金・貯蓄夫々口座を決める、銀行から下ろす額を決める
- 財布には最低限の現金、買い物はクレカ・デビットカード、買い物履歴チェック
- レシートはよく見直す、貯金は先取りする
クレカはポイント還元率の高い買い方をすれば、多少なりとも家計の足しになるでしょうが、基本借金なわけですから、ご利用は計画的に。あと、貯金の先取りは基本ですね。余ったお金でやりくりしましょう。
忘れてはいませんか?「資産管理」…「家計管理」とは分けて考えて!
家計管理と資産管理を分けて考えよう
収入や支出を管理する、という意味の家計管理には、資産管理という意味合いも含まれます。しかし、実際におこなう内容としては、分けて考えることが可能です。
■家計管理
・財布の管理
・日々の支出管理家計管理は、主に財布の中身を管理していきます。食費や日用品代、レジャー費など、日々の生活で出ていくお金をコントロールします。言い換えれば、「節約を実践する係」と言うこともできるでしょう。
少しでも安く食材を買うために特売チラシをチェックしたり、各種クーポンを探したり、といったことも、家計管理に含まれます。
■資産管理
・資産の把握、振り分け
・収入の把握
・全体の支出の把握、振り分け資産管理は、毎月の資産状況や収入状況、支出全体の把握など、家計全体を俯瞰して、全体的な調整をします。たとえば、どの証券会社に口座を開設するとか、貯蓄目標を設定して、達成するために月々の貯金額がいくら必要なのかを計算するとか、といったことをおこないます。
マネーフォワードのような家計管理アプリを利用したり、自作のエクセルの表を使って資産管理をしていくといいでしょう。
- 収入・支出の管理→家計管理:資産管理の意味も含まれる
- ただし家計管理・資産管理は別々に行う
- 家計管理:財布、日々の支出の管理→節約を実践する係
- 資産管理:資産・収入・支出の把握・振分け→家計を俯瞰し全体的な調整を行う
- 家計簿アプリなどを使って管理するといい
家計簿アプリを使っても長続きしないという方、多いと思います。しかし、最近の物は、インターネットバンキングやクレカと連携するし、買い物の記録はレシートの撮影で出来ます。勿論分析・管理もできるのでお勧めですよ。