テントウムシの幼虫の餌を皆さんご存知ですか。テントウムシの幼虫はアブラムシを食べます。
そのため、テントウムシの幼虫はアブラムシの近くにいることが多いようです。
テントウムシの幼虫を飼うために準備しておきたい必需品や、買い方、害虫との見分け方についてまとめました。
飼い方と必需品について|テントウムシの幼虫などを飼いたい!
テントウムシを飼育する容器
● 飼育するための容器
コップや空きびんなど、小さな容器で飼うことができます。容器の底にはティッシュペーパーなどをしきます。
空気が入るように、ふたはしないで、ガーゼなどをかぶせて、すきまからにげないように、わゴムなどでとめるとよいでしょう。
テントウムシのえさ
● えさ
テントウムシ(ナミテントウ)やナナホシテントウのえさはアブラムシです。
アブラムシがついた植物のえだを切り取って、えだごと容器に入れます。水分や糖分が多くふくまれたリンゴなどもえさになりますが、成長や卵を産むためのタンパク質という栄養がたりないため、リンゴだけでは成長を助けたり卵を産ませたりできません。● 卵
テントウムシが卵を産んだら、卵のついた葉ごとべつの容器にうつすとよいでしょう。
えさとなるアブラムシが足りなくなると、共食いをして、幼虫などが卵を食べてしまうからです。
卵の間は特に世話をする必要はありません。
引用元-テントウムシを飼うには
- 小さな入れ物にティッシュペーパーを敷き詰める
- 空気が出入りできるように蓋はガーゼなどを使用
- テントウムシはアブラムを食べる
- 卵は別の入れ物に取り分ける
テントウムシを飼う時に必要なのは、容器です。空気が入れ替えできるようなものを用意しましょう。また、テントウムシは小さいので、虫かごで飼育しようとしても大きさによっては、出て行けてしまうこともあるので注意しましょう。
エサは何を食べるのだろう…?テントウムシの幼虫を飼う方法
テントウムシはアブラムシを食べる?
飼育法についても言及しておきます。種類により食べるものが異なりますが、一般的なテントウムシであるナナホシテントウやナミテントウなどのテントウムシの幼虫はアブラムシを食べます。今回はそういったアブラムシを餌とするテントウムシであるとして話を進めます。
草むらなどに行くとアブラムシが沢山ついた草が見つかると思います。そういう草を探して取ってきてください。しして切り花のように水を入れたビンに取ってきたアブラムシつきの草を生けてください。
ビンの口に隙間が空いていれば、落下の危険性を考えてティッシュなど適当なものでふさぐとよいでしょう。それを草が入る容器に入れ、テントウムシの幼虫を草においてあげれば一応飼うことはできます。
容器はアブラムシやテントウムシが逃げないように穴の小さいものにしてください。草はしおれてきますので、そうなれば新しくアブラムシがついたものと変えてください。
幼虫は1日20匹前後のアブラムシを食べます。(成虫はもっと多くなります)多頭飼育も問題ありませんが、餌が乏しくなると共食いを始める危険性はあるので注意してください。
引用元-テントウムシの幼虫色々。食べ物は?育て方は? | 生き物情報ナビ 生態から飼育法まで
テントウムシの幼虫は何を食べる?
では、テントウムシの幼虫は何を食べるのでしょうか。答えは、ほとんどのテントウムシは成虫と同じものを食べます。何もサプライズがなくて申し訳ないですが、基本的に成虫アブラムシを食べる種類は幼虫もアブラムシを食べる、といった感じです。
テントウムシはコウチュウ目(カブトムシやクワガタもここに入ります)に分類されます。卵から幼虫、さなぎ、成虫と完全変態を行い、幼虫と成虫の姿は大きく異なります。
同じ完全変態を行う昆虫といえば、カブトムシやクワガタ、ハナムグリ、チョウなどが挙げられますね。これらの昆虫たちは幼虫と成虫では食べ物が異なりますが、テントウムシに関してはこのことは成立しないといえます。
引用元-テントウムシの幼虫色々。食べ物は?育て方は? | 生き物情報ナビ 生態から飼育法まで
- テントウムシの幼虫の餌はアブラムシ
- アブラムシが付いている植物をテントウムシを飼育している容器に入れる
- 幼虫は1日に約20匹のアブラムシを食べる
テントウムシは成虫でも幼虫でも同じものを食べます。ですから、飼育していたテントウムシが卵を産めば、倍のアブラムシが必要となります。20匹以上のアブラムシを毎日見つけてくるのは至難の業かもしれませんね。
飼い方について|テントウムシの幼虫を害虫と見分けるポイントとは?
テントウムシは益虫
“てんとう虫”と聞くと、害虫を食べてくれる“いい虫”のイメージが強いようですね。
その通り、みんなが知っているナナホシテントウやナミテントウは“益虫”です。
これらが食べるものはアブラムシやカイガラムシなどの“虫”を食べますが、野菜の葉や雑草の葉っぱは食べません。
完全に肉食です。
なので、益虫のてんとう虫がいる花や野菜は葉っぱが食われた跡などなく、元気です。
テントウムシにも害虫がいる?
でも、“テントウムシダマシ”にとっての食事は葉っぱなので、まずは葉っぱの被害が認められてきます。葉っぱに穴が開いたり枯れたりしていれば、それは“テントウムシダマシ”のしわざ。完全に害虫です。
しかも大食漢なので、見つけたら早めにつぶしてしまいましょう。
株元に住みついていることが多く、見つけにくいのですが、幼虫になると黄色っぽいようなオレンジ色をしているのでわかると思います。また、つぶすとオレンジ色の体液がつくので、それも見分けるポイントとなりますね。
引用元-てんとう虫の卵が孵化!よく見かける種類は?
- テントウムシの多くはアブラムシやカイガラムシなどの害虫を食べてくれる
- テントウムシの多くは植物を食べない
- テントウムシダマシは葉物を食べる
- テントウムシダマシは黄色やオレンジのような外観で、つぶすとオレンジの液体が出る
テントウムシは一般的に害虫を駆除してくれるので、植物に優しい昆虫です。ただし、中に植物を食べて枯らしてしまうテントウムシダマシがいます。大切に育てている野菜や植物にテントウムシがいる時には注意しましょう。
便利な必需品のご紹介☆テントウムシを飼うときには欠かせないモノ
テントウムシの飼育には絵筆が便利
●飼育の必需品、便利な「絵筆」
やわらかくて細い絵筆は、アブラムシを払い落としたりテントウムシの幼虫をつかまえたり移動させたりするときの必需品です。ピンセットでは硬すぎるし、指ではつかまえられないからです。成虫はひっくり返すと筆先にしがみついて柄を登りますから、移動させるときにも便利です。
人工の餌
●「人工の餌」でも飼えるナミテントウ
幼虫は、テントウムシの種類によっては、アブラムシ以外でも飼えます。ナミテントウの幼虫は「人工の餌」(ミツバチの幼虫の粉)を食べるだけでりっぱに成虫になります。この人工飼育の技術は玉川大学が開発しました。それでも成虫に卵を生ませるときには、1週間ぐらい前からアブラムシを食べさせます。いっぽう、ナナホシテントウの幼虫はこの「人工の餌」ではなぜか育ちません。食べても途中で死んでしまいます。ナナホシテントウは、幼虫にもアブラムシを食べさせるしかありません。
(人工の餌の内容)
- 蜂の子をフリーズドライしたもの(玉川大学提供、雄蜂児粉といいます)50%
- 酵母(エビオスなど、市販のもの)30%
- ショ糖(粉砂糖。デンプンの入っていないケーキ用のもの)20%
- 安息香酸(カビ除け)1%ぐらい
- 水(アブラムシと違って、人工の餌には水分がないので別に用意します。スポンジの破片にしみこませて吸わせます。餌自体が湿るのはかまいませんが、餌をびしょびしょに濡らしてはいけません。)
引用元-テントウムシの上手な飼いかた
- テントウムシの幼虫を動かすときに絵筆を使用するとよい
- ナミテントウは人工的に作った餌でアブラムシの代用ができる
- ナナホシテントウはアブラムシしか餌にできない
テントウムシを飼育しようとして一番困るのが、エサとなるアブラムシをですよね。実は、アブラムシではなく、人工餌でも代用できるテントウムシがいるようです。ぜひ、ナミテントウを飼う時にはチャレンジしてみてくださいね。
環境と飼育方法について|寒い季節にテントウムシを飼う場合
実は寒さに強い?
蛹は寒い所に放置、越冬成虫は見つけた所に近い状態にして、暖かくしないで時々霧吹きです
冬は餌を取りません
ただし越冬成虫は春に交尾、産卵して死亡しますから、雌雄が入る様に複数飼育し、動きだしたら、産卵用にアブラムシが良く着く植物を用意してやります
アブラムシが必要
小さい幼虫でもアブラムシをやたら食べます。成虫になるまで複数飼育するとなると、アブラムシを毎日捕獲したり、アブラムシが着く草を容器にいれられるサイズの鉢で沢山育て、アブラムシを増やしつつ入れ替えていく、というとんでもない手間がかかります。さらに気温や餌の量によりますが、てんとう虫の寿命は短く、越冬成虫以外は卵〜でもせいぜい1〜2ヶ月で暑い間繰り返し発生するタイプです
どうしても飼育したいなら春先にアブラムシが沢山いる所を探せば黒い小さい幼虫を見つけられるので、それをアブラムシごと取ってきて飼育し、蛹〜成虫になって動きだしたら放す、のがいいかと。それでも餌の確保は大変です
引用元-てんとう虫の飼育方法教えてください。餌とか環境はどんなのがいいでしょうか… – Yahoo!知恵袋
- 冬に蛹や成虫の場合は、温かくする必要なない
- 餌として大量のアブラムシが必要
- テントウムシは短命
- 少し暖かくなったら、アブラムシが多い場所を探すとテントウムシが見つかる
テントウムシは春のイメージですが、蛹や成虫の中には冬を越すものもいます。ただし、冬場にテントウムシを見つけるのは難しいですね。少し暖かくなったらアブラムシを目印にその近くを探してみましょう。