障害に対する考え方、捉え方についてまとめました。
発達障害であると診断された方がほっとするという人が多いのだそうです、それはなぜでしょうか。
また、実際に発達障害の子を持つ親がどのような工夫をしているのかもまとめてあります。
個性を活かすとメリットになる!?障害を持つ人の能力について!
長所として生かす
ADHDの人が新奇追求性を「飽きっぽさ」という短所ではなく、「見識の広さ」という長所として活かすために大切なのは、それを活かせる仕事につくことです。
キュレーターの役割
特にネットなどのメディアを中心に「キュレーション」という仕事が高く評価されるようになっています。
キュレーションとは、ちょうど美術品の展覧会を企画する人のように、人々が魅力を感じそうなものを集め、選定し、紹介する役割のことをいいます。
そうした情報の中には、いわゆる「アーリーアダプター」となって発信する新しい時代の最先端のニュースもあれば、情報の洪水に埋もれて忘れられていたマニアックな知識を発掘する「温故知新」もあるでしょう。
自分の独特の感性にもとづいて多様な知識を集め、魅力的な情報として発信する人たちは「キュレーター」と呼ばれており、ADHDの人に向いている役割といえるかもしれません。
引用元-ADHDの人にしかない素敵な7つの長所―個性を才能に変えるには? | いつも空が見えるから
- ADHDの人は新奇追求性を見識の広さとして生かせる職に就くのが良い
- キュレーションとは人が魅力を感じそうなものを集め、紹介する役割である
- 発信する人をキュレーターと呼び、ADHDの人に向いている役割かもしれない
ADHDのマイナス面ばかりを見て、そこを矯正しようと考えるよりも、せっかく持っているその個性を発揮できるように考える方が得策です。ネット社会の今だからこそ果たせる役割も幅広くなっているのではないでしょうか。
メリット・デメリット…どちらもなり得る?障害は個性と一言で言えない努力も
精神病だからというわけではない
人として誰しも持っていることで、多くの人が語るような、精神病の人は頭がいいなんていう逆説的ないやみっぽい長所もない。ただ精神病の人は、確かに生き方に不器用な方向の人も多く、また考えることを先回りしようとする人もいるが、精神病だからそうとは云えないことのほうが多いように思う。
そんなことをいう人は、もともと成績の良かった精神障害者を見つけて頭がいいといっても、世の中でそんなふうに頭がいい人は山ほどいる。
精神病の人が自分より知識を持っていて驚くのは、人としての幅の狭さで嫉妬して言っているのか、実は頭がいいなんて心から認めてるっていうか、精神病の癖に頭が意外といいと言ってるだけのことでは?ないの。
もともと努力していたこと
欠点である病気のハンディーを取ると、すごい能力を使用できる人は山ほどいる。
そんな頭が良いっていわれる精神障害者は、過去の病気前の努力がどれほどにあることかご理解いただきたい。
引せい用元-障害は個性と云うけど、欠点と長所だと思うな | 統合失調症の架け橋
- 「精神病の人は頭がいい」とよく言われるが、そうとは言えないことも多い
- 病気のハンディがなくなるとすごい能力を発揮できる人は多くいる
- そもそも病気の前に努力をしているから頭がいいのである
障害がある人に対して、「こんないいところもあるよね」というような決めつけは上から目線なだけなのかもしれません。また、本の何人かを見て、全員そうであるという風に決めつけるのもよくないことですね。
性質をメリットとして活かすことが重要!障害は早期に個性と捉えて理解を
スキルを身に付ける
現状では育ちやすい環境を整えたり、「そんなこともわかるだろう」と言うレベルでも相手の想像力が低い場合はそういった社会的行動を教える。あるいは生きやすい環境に行くためのスキルを身につけることが大切。
ろくに診断を受けさせてもらえず、大人になってからアスペルガーやADHDの症状を読み「これ俺のことじゃね?」と思う自分のような立場の人が僕は増えてほしくない。そうなってからだと自分の生き方を変えるには時間もかけられる資源も少ない。
早めに診断を受けよう
だから、今小さな子どもがいる人には早めに発達障害かどうかの健診をして、その子にあった進路を見いだせるようにして欲しい。
性質を活かすことができるチャンスに恵まれ、得意不得意を汲み取ってあげられるならそれは障害があろうがあるまいが個性にできる。個性とは何かしらの能力で突き抜けられる人やその才覚のことだ。それを持つ人が自分の個性を大事にできる社会や教育、もっとミクロな親子関係が実現してほしいものだ。
引用元-発達障害は治せないから「活かす」しかないという現状 – かくいう私も青二才でね
- 子どものころから育ちやすい環境を整えたり社会的行動を教え、生きやすい環境に行くためのスキルを身に付ける必要がある
- 小さい子供がいれば早めに発達障害かどうかを検査し、その子に合う進路を見つけよう
- 性質が生かされれば個性となる
最近は発達障害を心配する親御さんも多いとのことですが、診断自体は3歳ころに確定されるそうです。それでも性格なのか障害なのかわからないケースも多いのだそうですが。子どもとしっかり向き合うことが一番大切なのではないでしょうか。
学校生活では家庭や先生の工夫がポイント!?発達障害児への配慮が大切!
座席は一番前に
先生には、教室の一番前にしてもらう・・
理想は中央が良いですが前席の右寄りか左よりか調子の良い席にします。グループ座りでは意識が先生の方には向かないため出来る限り黒板に向かった席を配慮します。
ただしふざける子大きな声を出す子供は、集中力を妨げるので席を離してもらうと良いと思います。
次の日の準備や宿題は
体操服は、忘れやすく着替えるのが手間取るのであらかじめ服の中に着ておくようにします。
作文や絵の作品に時間がかかってしまう場合
あらかじめテーマや題目を知らせてもらい家でアイデアを考えたりして前準備をしておく宿題の量が多い場合子供に合わせて加減をしてもらう。
学校の養護教諭担任医療機関など連携をとりながら子供にとって良い方法を探っていかれると良いですね。
問題行動も連絡帳で知らせるのは大事なことですが先生も神経質に逐一連絡を書くと思わぬ摩擦がおこることもあるので注意が必要です。
引用元-ADHD短所を長所に
- 教室の座席は一番前の出来れば中央にしてもらう
- 体操服は先に服の中に着ておく
- 作文や絵は前もってテーマを聞いて家で前準備をする
- 宿題の量は加減してもらう
学校の先生に丸投げではなく、親がリードして工夫をしていく必要はあります。学校の先生にお願いすることもたくさん出てくるでしょうが。理解してもらえる様にいろいろな機関にも協力してもらえれば良いですね。
発達障害と診断…診断前と診断後で変化はある?大人になってわかった場合!
診断された方が良かった?
人によって違うかもしれませんが、私のところに相談に来られる多くの方々は、診断されてほっとしたという方が非常に多いですね。
精神的にもなんか疲れがとれたような感じでしょうか。
ずっと生きずらかった
それはなぜかといいますと、今までずっと生きづらかったとおっしゃるんですね、小学校、中学校、高校、いじめに遭ったり、学校に行かなかったり、いろんな状況が本人の問題じゃなくて、環境との相互作用の中で生きづらくなってきている。
しかし、その生きづらさの原因が発達障害であるということが分かった段階で、あっ、自分の性格が悪いんじゃなかったんだと、そして、またこれからどういう具合に生きていこうかという、一つの指針も得ることができたんじゃないかと、そういった理由から、ほっとしたという方が多いんじゃないかと思います。
引用元-“大人の発達障害” 個性を生かせる職場とは? – NHK クローズアップ現代+
- 診断されてほっとした人の方が多いようだ
- 今までずっと環境との相互作用の中で生きずらかった
- 発達障害が原因で生きずらいとわかり、指針を得ることが出来ると思いほっとした人の方が多いようである
これまでしんどかったことの原因がはっきりして安心したという人の方が多いようです。何かおかしい、つらいと感じたら、悩み過ぎず、医療機関に相談してみましょう。はっきりすればこれからどうするのか考えられるチャンスです。