収入から見た適切な家賃って、平均月収の何割まででしょう?
不動産屋も入居の審査をする際の目安として、平均月収の3割を目安にしているようです。今住んでいる物件は高めですか?安めですか?
これから子供をもうけるか、夫婦二人だけかでも必要な部屋の間取りが変わり、家賃も違ってきます。貯金もしたいなら、固定費の見直しをしてみましょう。
どれくらいの広さの部屋に住めるの?新婚夫婦の家賃、給料の3割が基本と言うけれど…
家賃は平均月収の3割を目安に
結婚してまだ子供がいない新婚さん夫婦や、事情があって子供ができない夫婦だけの家庭にとって、いくら位の家賃と広さのアパートやマンションに住むかは気になるところです。
まず部屋を借りる場合の家賃の目安ですが、自分または夫婦の年収を12ヵ月で割って、その3割程度が家賃の上限と考えられています。例えば夫婦の年収が600万円であれば、600万円÷12ヵ月×30%=15万円が部屋の家賃の上限となります。
またこの計算は不動産会社の入居審査の際の年収の目安でもあるので、実際に部屋を借りる際にこれ以上に家賃が高い部屋を借りようとしても、審査で落とされる可能性もあります。
夫婦二人暮らしならば、40〜50㎡の2LDKで充分
次に部屋の広さですが新婚さん夫婦が実際に借りる部屋の間取りのトップ3は、
不動産会社などアンケート調査では2LDK・2DK・3LDKの順番になっています。
これを借りる部屋の広さでみると約40〜70㎡ですが、夫婦での二人暮らしであれば、40〜50㎡の2LDKで充分だと思われます。もちろん年収が高い夫婦で広い部屋に住みたいのであれば別ですが、年収や家賃との兼ね合いもあります。
引用元-年収別(300万円~1000万円)の家賃相場・審査目安を解説|平均年収.jp
- 新婚夫婦、子供なし夫婦→どの位の家賃・広さのアパート・マンションに住むか
- 賃貸物件の家賃の目安:世帯の平均月収の3割程度が上限
- 不動産会社の入居審査の際の目安でもある
- 新婚夫婦が借りる間取りトップ3:2LDK>2DK>3LDK→約40~70平米
- 夫婦2人だけなら40~50平米の2LDKで十分
平均月収の3割が家賃の上限というのは知りませんでした。不動産屋の入居審査の目安ということもね。夫婦2人だけなら部屋数も広さもそんなに必要ないでしょうからね。家賃を抑えることもできるでしょう。
年収別・お部屋選びのポイント|新婚夫婦の家賃は「給料に対する割合」で決めよう
年収400万円未満の人の部屋選び
平均400万円未満の人の家賃の目安としては月に6~8万円程度。間取りも一人暮らしの場合ならワンルーム、夫婦で住んでいるならアクセスは悪いけど広めの部屋を選ぶ人が多い傾向にあります。
仮に年収が400万円だった場合、年間で支払う家賃の目安は100万円となり、1か月あたりに換算すると約8万円強となります。これ以上高い家賃を支払っているのであれば、思い切って安いところに引っ越すか、家計のやりくりを徹底して節約する必要があります。
年収500~800万円の人の部屋選び
年収500万円の人であれば家賃の目安としては一ヶ月あたり10万円程度、600万円の人であれば12万円くらいが上限くらいになります。そのため、ある程度自分の希望の間取りや立地の場所に住むことができます。
また年収が800万円くらいになると家賃にかけられる目安は13万円くらいになります。ここまで来ると賃貸で借りるのではなくローンを組んで住宅を買ったほうが・・・と思う人もいるようです。
引用元-新居探しで失敗しないための家計に負担をかけない家賃の目安 | 貯金のしおり
- 年収400万円未満:家賃の目安→月6~8万円、年間100万円程度
- 間取り:1人暮らし→ワンルーム、夫婦→アクセス悪くても広めの部屋
- 年収800万円:家賃の目安≦月13万円→ローン組んで一戸建て購入という手も
1人暮らしで年収400万円なら、家賃6~8万円はそれほど負担ではないでしょう。夫婦2人でだと、他にもかかる費用がありますからかなり厳しいでしょうね。年収800万円もあるなら、自分なら一戸建て購入しますね。
新婚夫婦、二人のライフスタイルによっても変わります。給料に対しての家賃の決め方
家賃は固定費の一つ
家賃は「固定費」の一つです。固定費とは「何もしなくても必ず毎回出て行く一定のお金のこと」。
毎月の家計や生活を頑張ってやりくりしても、固定費の金額が大きければ大きいほど、貯まるお金も貯まりにくくなってしまいます。最近は設備が整っている賃貸物件も多くなり「家賃は安くても、管理費や共益費を含めると割高」なんて場合も少なくありません。
例えばエレベーター、オートロック、防犯カメラ、宅配ボックス、BS・CSアンテナ、ケーブルテレビ、TVモニタ付きインターホン、追い焚き風呂、室内乾燥機、床暖房など、便利な設備が付いていれば付いているほど費用も高くなります。また自転車やバイク、自家用車を持っている場合は、駐輪代、バイク置き場代、駐車場代も合わせて考える必要がありますね。
5年後も同じ家賃が払えるかどうか
賃貸物件を選ぶ時、まずは賃料を見ると思いますが、その前に「5年先にも同じ金額の家賃が払えるかどうか?」を考えましょう。
結婚後5年間で、妊娠や出産、休職・退職・転職などで働き方が変わると収入も変動するので、特に今以上に年収が下がった場合に備えられるくらいの見通しが要ります。2人のライフスタイルや考え方によっても「手取りの●割の良し悪し」が変わってくるので「将来的にどのような生活や家計管理をしていきたいか?」を話し合うことを忘れずに。
引用元-新婚カップルの新居の家賃目安は何万円?手取りの3割がNGな理由と家計バランスの考え方 | 結婚準備のリアル【手取りの3割以上でも何とかなる場合】
・ずっと共働き&子どもを作る予定が無い。
・毎月の外食や交際費、お金がかかる趣味などが少なく、家で過ごす機会が多い。【手取りの2~2.5割が良い場合】
・すぐに子どもが欲しいので、今のうちから教育費を貯めたい。
・仕事をしているのが夫または妻だけ(片方が専業主婦・主夫)で世帯年収が低い。
・外食や交際費、趣味などで毎月の出費が多い。
引用元-新婚カップルの新居の家賃目安は何万円?手取りの3割がNGな理由と家計バランスの考え方 | 結婚準備のリアル
- 家賃→固定費:毎月必ずかかる費用
- 家計や生活をやりくり→固定費大きい→貯まるお金も貯まりにくい
- 家賃は安い→管理費・共益費含めると割高:少なくない
- バイク、自家用車を所有→駐輪場代、駐車場代も合わせて考慮
- 5年先にも同じ金額の家賃が払えるかどうか?
- 働き方が変わる→収入変動する:年収下がった場合に備えられるか
- 手取りの3割以上でも何とかなる:共働き・子供なし、家で過ごすこと多い
- 手取りの2~2.5割程度がいい:子供が欲しい、専業主婦/主夫、交際費等多い
家計に占める固定費の割合が大きいと、収入が変動した時に困りますよね。固定費に関しては家計に限らず、利益に関しても重要な要素となりますよね。だから一番大きい固定費である人件費を減らそうとするんですよね。
アパートやマンションが人気な理由って?新婚夫婦が新居に選ぶ物件
賃貸住宅(アパート・マンション)
メリット:臨機応変に引越しが可能
ライフスタイルが確定していない新婚当初の段階では、最初の住居を「終の棲家」とまで決意していることは少ないかもしれません。
入居・退去の手続きが比較的簡単に行える賃貸は、ライフスタイルの変化に応じて引越しが可能な住居形態です。 万が一、近隣トラブルに巻き込まれた場合でも、すぐに引越しを決断することが可能です。
新婚生活をスタートさせるにあたり賃貸を選んだカップルが8割近くにのぼることは、納得できる結果ではないでしょうか。
デメリット:賃貸ならではの制約
一方、賃貸住宅は「自分たちのもの」ではないために、様々な制約があります。
素敵な絵を壁にかけたい!と思っても釘一本打つことができないなど、傷をつけないように、汚さないように、と気を遣いながら生活する面倒を感じることもあるでしょう。
また、賃貸集合住宅はたとえ気に入ったとしても永遠に更新し続けられるというものでもなく、ある時点で引越しを余儀なくされる場合もあります。
必ずしも自分たちのペースでは過ごせないことが賃貸集合住宅のデメリットといえるでしょう。
引用元-新婚カップル必見! 家賃&間取りなど新居選び成功のコツ | 結婚準備マニュアル
- 賃貸物件:臨機応変に引越しが可能
- 新婚当初:ライフスタイルが未確定→最初の住居を「終の棲家」と見ていない
- 賃貸:ライフスタイルの変化に応じ引越し可能
- 新婚生活スタート→賃貸を選んだカップル:約8割
- 賃貸物件:自分たちの物ではない→様々な制約がある
- 釘一本打てない、傷をつけない、汚さない→気を遣いながら生活する面倒
- 気に入っても永遠に更新し続けられない→いずれ引越しを余儀なくされる
- 必ずしも自分たちのペースで過ごせない→賃貸物件のデメリット
賃貸物件は生活環境の変化に合わせて引っ越せるのでお手軽なんですが、何年住もうとも自分の物にはならず、自分勝手なことができず何れ退去することになります。子供をもうけるつもりならばその辺の考慮も必要ですよね。
最初の家賃選びが肝心ですよ!きちんと貯金をしたい夫婦は慎重に決断を
固定費を見直す
どうしても毎月の貯金額が捻出できないという場合、固定費を見直しましょう。食費などは節約しやすい費目ですが、逆に予算もオーバーしやすいものです。無理な予算設定は、家計を狂わせてしまいます。毎月決まった額を必ず貯蓄にまわせるようにするには、固定費の節約が一番効率的です。
節約できそうな固定費としては…
・家賃
・車関連費
・通信費
・生命保険料
・小遣いなどです。
家賃を減らせればそれに越したことはないのですが、今すぐは中々難しいですよね。けれど、もし家賃が収入に対して高すぎる場合は、見直すことも大切です。
引用元-新婚家庭の生活費の内訳が知りたい!夫の給料だけで生活出来る?|UpIn【アップイン】
通信費や生命保険を見直し
他には通信費も節約しやすい費目だと思います。スマホやインターネットの基本料金などに無駄がないか、もうちょっと頑張って安くできないか、見直してみましょう。格安スマホも、節約上手の間で人気です。
また、独身時代の生命保険は見直しが必須です。無駄が無いか、漏れはないか、貯蓄とのバランスはとれているか、などを見直してみましょう。
引用元-新婚家庭の生活費の内訳が知りたい!夫の給料だけで生活出来る?|UpIn【アップイン】
- 毎月貯金を捻出できない→固定費を見直す
- 無理な予算設定→家計を狂わせる。固定費の節約が効率的
- 節約しやすい固定費:家賃、車関係、生命保険、通信費(スマホなど)、小遣い
- 通信費:スマホ(格安スマホ等)やインターネット(割引活用など)の見直し
- 生命保険:独身時代ならば見直し可能
毎月かかる固定費の見直しは、なかなか難しいです。だって毎月発生するんですから。スマホやインターネットの契約を見直すといっても、簡単にできないこともあります。家賃だって、引っ越すとなると面倒だしお金も掛かりますよね。