親の離婚と再婚、第一に子供の気持ちを考えましょう。
子連れでの結婚の場合、当事者は時間をかけて結婚までこぎつけているのに、子供に時間を与えないのは無理がありますよね。
子供は子供なりに親に気を使っています。その上で自分がどうなるのか心配もしているのです。子供の気持ちを十分にケアしてあげましょう。
再婚するなら…何よりも一番に考えたいのは「子供の心理」
子連れで再婚をしたいと思った時は子供の気持ちも大切にしましょう。
好きな人が出来て付き合う事になっても子供がその人をどう思うか、どう感じているかを気にしましょう。
2人だけで盛り上がって子供だけが蚊帳の外ではいけません。
子供も含めてのお付き合いをする事になるのですが、子供が相手の事をどう思っているかを自分の事以上に気にしないと、いざ再婚に踏み切っても子供が納得しないで再婚では子供に負担が掛ってしまいます。
子供には子供のペースがあるので大人のペースに当てはめずにじっくり待ちましょう。
答えを焦らせたり、急かしたりしてはいけません。
子供に直接相手への意見を求める事はあまりしない方がいいでしょう。
子供の年齢にもよりますが、子供が思春期の場合だと話にすらならない場合があります。
相手と子供との関わりを観察し子供がどんな態度を取っているかを観察して判断し、良好な関係であれば聞いてみてもいいですが、明らかに不機嫌だったりしたら聞かずにそっとしておくのがいいでしょう。
どうしてもその人と結婚をしたい場合は子供に相談してください。
そこで子供が不機嫌な原因を聞いてみるといいです。
自分たちばかりでは無く子供からも祝福される再婚を目指しましょう。
引用元-再婚したいときの心構え3つ
- 2人だけで盛り上がって子供が蚊帳の外ではいけない
- 子供も含めてお付き合い→子供が相手の事をどう思っているかを気にする
- 再婚に踏み切る→子供が納得しなかったら子供に負担が掛かる
- 答えを急かしたり、焦らせたりしてはいけない
- 子供に相手への意見を求めない:子供が思春期の場合、話にすらならない
- 相手と子供との関わりを観察:明らかに不機嫌→聞かずにそっとしておく
- どうしてもその人と結婚をしたい→子供に相談、不機嫌な原因を聞いてみる
- 子供からも祝福される再婚を目指す
自分に連れ子がいるのなら、当事者2人だけで盛り上がるのはちょっとひどいですね。貴方に連れ子がいるのなら、その子供も含めて家族になる訳ですから、自分と相手だけでなく、子供と相手の相性だって確認する必要がありますよね。
「焦らずゆっくり進める」のが大切。子供の心理は複雑だから、親の再婚は慎重に
子供にも子供のペースがあることを理解しましょう
子連れ再婚の際に一番気を使うのは、子供の気持ちではないでしょうか?
どんな年齢の子供でも、新しい環境や親の変化に敏感なものです。
しかし、ここで大切なのは、『子供には子供のペースがある』ということです。
家族を早く一致団結したい、新しい環境になじませたいという気持ちもわかりますが、『待つ』ことの大切さをまずは知って下さい。
自分自身もいろいろな段階を経てきている
考えてみれば、自分自身も相手の方と知り合い、恋愛関係に発展し、そして結婚に踏み切るまで色々な段階を経てきましたよね。
お互いを知るためにたくさんの会話をしたり、色々なことを一緒にしたり、また喧嘩もしてきたことと思います。
人と人はそういう過程を経て距離を縮め理解していくものなのです。
ですから、子供にもその工程が必要だということを知っておきましょう。
そして子供には子供のペースがありますので、ゆっくり時間をかけて、家族になっていきましょう。
- 再婚の際に一番気を使う→子供の気持ち:新しい環境や親の変化に敏感
- 子供には子供のペースがある→待つことも大切
- 自分自身、知りあい→恋愛し→結婚までいろいろとあったはず
- お互いを知る:沢山話したり、喧嘩したり、一緒にしたりした
- そういう過程を経て、距離を縮め、理解していく→子供でもそういう工程が必要
- 子供には子供のペースがある→ゆっくり時間をかける
自分は子供抜きで再婚相手と知り合い、交際し、結婚を決めてしまっておいて、子供にどうするか早く決めろというのはあんまりです。どうせなら交際中に子供にも引き合わせ、感触を確認してから結婚を決めれば良いと思うんですけどね。
リアルな子供の心理を聞いて!母の再婚、複雑な思いを抱いてしまう…
両親が離婚し母と2人で暮らしています。
離婚の原因は父の何度もの浮気と自己中心的な腐った性格です。
離婚前、父の暴力的な行為は幸いなかったのですがお金の面や精神面で母を痛めつけていたのが母のがりがりに細った体が物語っています。
父な私のいないところで母にひどいことを言ったりし、私の前では普通の少し怖い父という感じだったので幸せな家族と思っていた自分がなんだか醜いです。
最近母に仕事場で彼氏が出来ました。
頻繁にメールをやり取りし本当に愛しあってるのが伝わります。
この彼氏と付き合っていることは先週教えてもらい、その彼とは私が母の職場に行った時に何度か会ったのですが母の頼みにより彼には母と付き合っていることを気づかないふりをしています。
そんな中、母は私にときどき嘘をつきます。
その彼と仕事帰りにどこかに行ったりするのを残業と言ったり(彼とのメールがたまたま見えてわかりました)付き合っていたことも一ヶ月は隠していたことになります 。
でもそれが嫌とかではないし母もやっと幸せになれたと思い嬉しく思います。
また私は愛されているか、自問自答する時がたびたびあります。
愛されてるのは確実です。
だけど母は私の相手をしないといけないという感じが一緒にいる時確実に感じます。
母は私を愛さないといけないと思っています。
父はもちろん私のことなんかなんとも思っていません。
そうなると考えるたび寂しくなります。
たぶんその今の彼氏と母は再婚します。
そうなれば私を愛してくれる家族はいなくなっちゃいそうで怖いです。
引用元-親が再婚するかもな子の|離婚 再婚 子どものきもち
- 両親が離婚、母と2人暮らし
- 母に職場で彼氏ができた→時々嘘をついて仕事帰り彼とどこかに行っている
- 母もやっと幸せになれたと思い嬉しい
- 母→自分を愛さないといけないと思っている、彼氏は何とも思っていない
- 母が再婚→自分を愛してくれる人がいなくなってしまうのではないか
子供が母親の再婚を喜んでいるのなら何よりですが、その陰で自分が愛されなくなるんじゃないかと心配しているのは、切ないですね。親御さんは、子供がそんな心配をしなくて済むように配慮してください。
より複雑な心理状態に|再婚相手が子供にとって異性である時は十分な配慮を
子供といえども、男女の違いはどうしてもあります。
子供が年頃であれば余計でしょう。
たとえば子供が女の子であった場合、父親とは違う他人の男性がいきなり家に入り込んできたとしたらその気持ちはどうでしょうか?
自分の父親にさえ反抗期を持つ女の子もいる中で、他人の大人の男性が、お母さんの再婚相手として突然現れるのは心穏やかではないはずです。
子供にとって異性の親は、ある意味理想の異性のモデルにもなるものです。
男の子の場合、お母さんみたいな人、女の子の場合、お父さんみたいな人は、いつの時代も理想の相手像になるものです。
離婚や再婚は少なからず子供の望むこととは違いますから、特に再婚は子供への配慮が必要です。
親子には、血の繋がりがあります。
一方、”夫婦は、他人”です。
ぱぱにしてもままにしても、「新しい他人が1人増える」ストレスは少ないでしょう。
でも、子供側は男の子の新ままでも女の子の新ぱぱでも”他人の異性と暮らす事”になるのです。
成人だって、”たまたま、親が恋愛をした相手を無条件に愛し続ける事が出来る”のでしょうか。
再婚は、”子供側の立場が、弱い・発言する基盤も持てない”にも関わらずそんな重圧を一方的に強要する一面があるのです。
再婚をきっかけに起こるトラブルや事件等を抱えた親達は、口を揃えます。
「私達は、努力した。それなのに、子供が懐かなかった」
ええ。そうなのです。
まずは、”懐かなくて、当たり前”だと認識して頂きたいのです。
- 子供とはいえ、男女は違う:年頃ならなおさら。
- 子供が女の子:父親とは違う男性→いきなり家に入り込む→その気持ちは?
- 女の子:自分の父親にさえ反抗→他人の大人の男性が現れる→心穏やかでない
- 理想の相手像:男の子→母親、女の子→父親
- 親子:血の繋がり有る、夫婦:赤の他人
- 子供→新父・新母:他人の異性と暮らすことになる
- 再婚:子供側の立場が弱い・発言する基盤も持てない→重圧を一方的に強要する
- 努力したのに子供がなつかない→懐かなくて当たり前
子供がまだ幼なければ、時間を掛ければ懐くかもしれませんが、思春期、しかも反抗期ともなると無理でしょうね。実の親が十分ケアしながら、大人になって独立するのを待つという手も考えられますが、気持ちのケアは十分にしましょうね。
子供の心理状態を安定させるには?再婚に向けてクリアしたいポイント
子供に前の父親と比べさせない
父親になるかもしれない、といった人が現れると、母親としては子供にぜひとも気に入って欲しいと考えますよね。
そうすると、つい前の父親と新しく父親になる相手を比べさせてしまうことがあるようです。
「前のパパはこうだったけど、新しいパパはこんなに素敵よ!」と子供に伝えてしまうと、子供はとても複雑な思いになってしまいます。
子供の前で、新しい相手と前の父親を比べる事は、子供の感情を不安定にさせる可能性があるので避けるようにしましょう。
元夫の悪口を言わない
好きな人ができると、今までの自分の苦労を分かって欲しかったり、同情してもらいたくて、つい元夫の悪口を言ってしまうことがあるでしょう。
もちろん離婚した理由は相手も多少なりとも気になりますから、少しくらい話してもOK。
しかし、「こんなに酷いことをされた」「こんなに最低な男だった」と、離婚した理由を何もかも元夫のせいにして話すのはNGです。
相手からしたら、あまりに元夫の悪口を聞くと「この女性は人の悪口を平気で言う人だな」「自分の事は棚に上げてるんだな」とあなたへの印象が悪くなってしまいます。
離婚に至ったのは自分にも非があった…と話した方が、男性の印象もグンと良くなるでしょう。
- 父親候補が現れる→母親は子供に気に入って欲しいと考える
- 前の父親と新しい父親とを比べさせてしまうことがある→子供としては複雑
- 父親の比較:子供の感情を不安定にさせる可能性がある→避ける
- 好きな人できる→自分の苦労を解って欲しい、同情して欲しい→元夫の悪口を言う
- 離婚した理由→全て元夫のせい:NG。貴方への印象悪くなる
- 自分にも火があったことを認める→印象が良くなる
曲がりなりにも子供にとって、お父さんはただ一人なわけで、大人の事情で離婚し、新しい人を連れてきて、挙句の果てに「お父さん」の悪口をまくしたてる。子供が混乱するのも無理はありませんよね。