ハエが飛び回っていると目障りですし、衛生面も気になりますよね。ハエは病原体を運ぶそうです。
そこで、ここではハエを駆除する方法についてまとめました。
家にあるペットボトルや調味料を使って、簡単で安全に駆除することができますよ。
mokuji
出現するシーズンはいつ?ハエに1年中悩まされる人も?
高スペックなハエ
気温が上がり、温かい日が続くと、どこからともなくブ〜ンとやってくるハエは、キッチンやトイレ、ゴミ箱など場所を選ばず、O-157などの病原菌や皮膚及び目の疾患を引き起こす病原体を運んでくる厄介な生き物です。
ハエは、体重1g以下ととても軽く、非常に俊敏で4時間近く無補給で飛び回ることができるスタミナ、恐ろしいほどの反射神経を有しているため、とても高スペックな生物としても有名です。
駆除が難しい
さて、そんなハエですが、日本国内では主に5月から6月の初夏の時期と9月から10月の初秋の時期に発生ピークを迎えると言われており、種類によって好き嫌いが異なるので駆除するのがとても難しく、屋内性のイエバエなどはシーズンを過ぎた冬でも生存することができるため、1年中ハエの被害で苦しんでいる方々も大勢いらっしゃいます。
- ハエは家中のいたるところに、O-157などの病原菌や皮膚及び目の疾患を引き起こす病原体を運んでくる
- 体重1g以下のハエは、非常に俊敏であり、4時間近く無補給で飛び回ることができるスタミナがあり、反射神経も素晴らしい
- 日本国内では主に5月から6月の初夏の時期と9月から10月の初秋の時期に発生ピークを迎え、屋内性のイエバエなどはシーズンを過ぎた冬でも生存することができ、駆除も非常に難しい
冬になればハエはいないと思い込んでいましたが、実はいるのですね。そして、非常に高いスペックの持ち主なので、びっくりしました。もし同じ大きさで争ったとしたら、人間が勝てる気がしないです。
ペットボトルトラップですごく簡単にハエの駆除は出来る!
ペットボトルで駆除ができる
作り方(1)
500mlのペットボトルを用意。
できれば、炭酸などが入っている丸いものがベスト。作り方(2)
ペットボトルの底から6cmくらいのところに
直径1cmくらいの穴を1つ空ける。作り方(3)
(2)で空けた穴の中心から、上2cmくらい、 下2cmくらいまでの幅で、ペットボトルの周囲に2mmくらいの穴をたくさん空ける。
ハエよりも小さな穴を無数空けることで、 中の餌のにおいが出てくるようにすることが目的です。ドリルが無い場合は、ハエの入口はカッターで切り込みを入れて作り、2mmの穴は、釘などを火で熱して、プスプス刺せばできあがり。
ただし、熱する釘は、ペンチなどで挟んでヤケドに注意!作り方(4)
餌は、前日の食卓にあがった刺身の切れ端など。 ペットボトルの口から入れ、 底から4cmくらいまで、水を入れる。 (魚を料理した時の、捨てる内臓などでもOK)
水を入れるのがポイントです。 中に入ったハエは、この水に溺れます。 くさい臭いが出る餌がベストです。 ハエの入りが悪いときは、餌の工夫を!!
たくさん取れる!
作り方(5)
日の当たるところに、吊るします。
餌と水を入れて、 2時間くらいすると、水が濁ってきます。 こうなってくると、ハエがよってきます。 北側(太陽が当たる面と反対側)にハエの入口がくるように設置すると、中のハエが出にくくなります。
入ったハエが、多少は出てしまうこともありますが、中に入れた餌によっては、ハエが入り始めるのは2日後くらいになります。
ハエで困っている地域なら、数日後、きっと中はハエがいっぱい。中の水がハエで真っ黒に。
こうなると、臭いにつられてハエがよってきます。
毎日、ハエ取り器の中底3〜4cmに水が入っていることを確認してください。蒸発して水が少なくなったら、水を足してください。
我が家では、ハエ取り器を2つ製作し、10日間で約100匹が取れました。
- 500mlのペットボトルの底から6cmくらいのところに、直径1cmくらいの穴を1つ空ける
- 穴の中心から、上2cmくらい、 下2cmくらいまでの幅で、ペットボトルの周囲に2mmくらいのハエよりも小さな穴をたくさん空けて、中の餌のにおいが出てくるようにする
- くさい臭いが出る餌をペットボトルの口から入れ、 底から4cmくらいまで、水を入れておく
- 日の当たるところに吊るしておき、水が濁ってくると、ハエがよってき中の水がハエで真っ黒になり、臭いにつられてさらにハエがよってくる
10日間で100匹というのを想像しただけで気持ち悪くなりました。しかし、そんなにたくさんいるものなのですね。試してみたい気持ちも少しありますが、ハエが大量に死んでいる姿を見たくないという気持ちもあります。
もうひとつの作り方!ハエ用ペットボトルトラップのエサは何?
日本酒を使って
・気仙沼の主婦のオリジナルレシピ
砂糖 100g・日本酒 70cc・酢 50ccを混ぜて溶液をつくる。引用元-Buy Fukushima Eat Fukushima ペットボトルと調味料で簡単にできるハエ取り。本当にすごいらしい。
家庭にあるもので
レシピ① 水と食器用洗剤を入れて、エサ用にキュウリの塩漬け
レシピ② バナナ等の果物かジュース+お酒(ビールでもOK)+食器用洗剤
※食器用洗剤は腐敗防止用だそうです。引用元-Buy Fukushima Eat Fukushima ペットボトルと調味料で簡単にできるハエ取り。本当にすごいらしい。
- 砂糖 100g・日本酒 70cc・酢 50ccを混ぜて溶液にする
- 水と腐敗防止の食器用洗剤を入れて、キュウリの塩漬けをえさにする
- バナナ等の果物かジュースとお酒・ビールと、腐敗防止の食器用洗剤を混ぜておく
ゴキブリはアルコールが好きでビールによって来るので、ビール缶をそのまま放置しておくと中にゴキブリが入ってくると聞いたことがありますが、ハエも同じようにアルコールを好むのでしょうか。
誘って捕獲!台所に現れるコバエの駆除に効果抜群のものとは!
殺虫剤ではないのはナゼ?
コバエとは、小さなハエの総称です。ショウジョウバエ、ノミバエ、ハヤトビバエなど様々な種類があります。
引用元-今の時期、台所に発生する厄介者コバエって!? – Excite Bit コネタ
ところで、ハエもコバエも台所など食品のあるところに出没するが、ハエはスプレー式の殺虫剤で駆除することが多いのに、どうしてコバエは誘引して捕獲という方法をとるのだろう?
発生する場所にヒントが
スプレー式の殺虫剤は害虫を見つけたとき、その場で簡単に駆除できる利点があります。しかしコバエは、腐敗した植物や食品、堆肥、土壌などから発生し、いつのまにか家の中に多数発生しているため、見つけた時にその都度スプレーして駆除するよりは、誘引して捕獲する方法が適していると考えられるためです。また、コバエが特に発生する台所では『殺虫スプレーをできるだけ使用したくない』という消費者ニーズも高まっているということも理由のひとつです
- ショウジョウバエ、ノミバエ、ハヤトビバエなどのコバエは誘引して捕獲する
- コバエは、腐敗した植物や食品、堆肥、土壌などから発生し、気が付けば家の中に大量に発生しているので、その都度スプレーして駆除するよりも誘引して捕獲する方法が適している
- コバエが特に発生する台所では殺虫スプレーをできるだけ使用したくないと考える人も多いので、捕獲の方がニーズがある
殺虫剤は虫の神経に作用するものであり、人間には大した影響がないので大丈夫だとはよく聞きますが、やはり積極的に使いたいものではないですよね。特に赤ちゃんや小さい子どものいる家庭であればなおさらだと思います。
おすすめの「めんつゆトラップ」って?コバエ駆除にじわじわと効いてきます!
めんつゆトラップとは
数年前からネットでは、コバエで検索をかければめんつゆと出てくるくらい、その駆除効果が大評判のめんつゆのトラップ。
作り方はいたって簡単で、トラップに使用する容器に水を入れ、そこにめんつゆを適量入れたあと、中身をかき混ぜます。
その後、食器洗い用の洗剤のその液中に数滴たらし、再び、かき混ぜて出来上がり。
出来上がったトラップをコバエのいる場所の近くに放置するだけで、面白いようにコバエがトラップにかかり、
労なくしてコバエの駆除ができるというものです。
即効性よりも
因みに、めんつゆのトラップですが、1日目は余り効果が上がらなくても、2日目以降、トラップのめんつゆの液が腐り、いい感じにコバエを誘う臭いを発生させるとの報告も。
そんなわけですので、即効性が見られなくても数日間は放置しておくのが良いでしょう。
- めんつゆトラップとは、容器に水を入れ、そこにめんつゆを適量入れたあと、中身をかき混ぜ、食器洗い用の洗剤の液中に数滴たらしてもう一度かき混ぜて出来上がる
- 出来上がったトラップをコバエのいる場所の近くに放置しておくと大量にコバエがトラップにかかり駆除ができる
- 2日目以降、トラップのめんつゆの液が腐りコバエを誘う臭いを発生させるので、即効性が見られなくても数日間は放置してみよう
めんつゆを家庭で作る時には、みりんやお酒を加えるので、めんつゆトラップのアルコール分が効いているのかもしれませんね。アルコール分はもうほとんど飛んでいるとは思いますが。めんつゆは料理にも便利ですが、ハエにも効くのにはびっくりです。