ヘルニアのリハビリを乗り切るには水泳が効くということです。
椎間板ヘルニアのリハビリには水泳がいいと言われますが、上達しようとして頑張るとかえって負担がかかってしまうということです。
泳ぐというよりも、水の浮力と抵抗力を生かして歩行訓練から始めましょう。泳ぐのであれば腰に負担のかからない泳ぎがいいでしょう。
mokuji
【水泳】気になる効果とは…ヘルニアのリハビリに取り入れよう
効果・メリット
腰部のリハビリでは、腰にかかる負担を抑えつつ、適度な筋力トレーニングが必要です。
この点、水泳なら浮力の働きで腰のみに負荷が集中することはありません。
一方で、水の抵抗力のため、全身にはほどよい負荷がかかり、運動効果を高めます。
水中では全身運動ができるので、体の各部位をそれぞれ鍛えるよりも時間が短くて済むメリットもあります。
注意が必要な点
矛盾するようですが、椎間板ヘルニアを患う人にはプロのスイマーや長年水泳を楽しんでいる人が少なくありません。
これは、行い方によっては水泳が腰に負担をかけるということです。瞬間的に腰の筋肉にグッと力を入れるような動きは、避けましょう。
泳法でいえば、平泳ぎとバタフライは腰のリハビリには不向きです。
1つの泳法を続けると、鍛えられる筋肉が偏ってきます。
リハビリは、全身の筋肉をバランスよく刺激することが大切です。
さまざまな動きを取り入れましょう。
プールの水温が低いと、冷えから筋肉がこわばり、思わぬケガに見舞われます。
・リハビリ施設の温水プールを利用する
・事前の準備体操を入念にする
・プールから出たらシャワーで体を温める
などの工夫が欠かせません。
- 腰部のリハビリ:腰への負担を抑えつつ、適度な筋力トレーニングが必要
- 水泳:浮力で腰のみに負荷が集中しない、抵抗により全身に負荷がかかる
- 椎間板ヘルニアを患う人:プロスイマー、長年水泳を楽しんでいる人が多い
- 泳ぎ方によっては腰に負担がかかる→瞬間的に腰の筋肉に力を入れる動きを避ける
- リハビリ:全身の筋肉をバランスよく刺激することが大切
- プールの水温が低い→筋肉がこわばり、ケガに見舞われることも
確かに水泳は、泳ぎ方によっては、または強度によっては腰に大きな負担がかかります。バタフライなんかは特にそうです。全身の筋肉をバランスよく刺激となると、クロールが一番いいですかね。
水泳は本当に効果的?ヘルニアのリハビリへの影響を調査
椎間板ヘルニアのリハビリには水泳が良いと言われています。
ヘルニアに限らず、腰に負担をかけると良くないような病気ならば効果があると言われています。
また、腰が悪くなくても負担をかけすぎている日常を送られている方は多くいらっしゃいますが、そういう方にとってはまさにうってつけのスポーツと言えるかもしれません。
また、椎間板ヘルニアなどの患っている方であれば、かなり腰への負担を軽減する必要が出てきますので、ある程度動きを制限する必要があるでしょう。
また、椎間板ヘルニアにかかる人は、意外にも水泳を好んで日々取り入れたり、プロのスイマーである方が多いようです。
つまり水泳を本格的に上手になろうとする方の場合は必ずしも良いとは言えません。
返って水泳によって負担は重くなるばかりです。
適度な負荷を全身の筋肉に与えるようにするためには、水中は時間の節約もできるというメリットがありますが、短時間でも思い切って筋肉を使えば、腰に余計な負担をかけてしまうということになります。
水中でゆっくりと歩行訓練をしたり、ゆっくりとクロールや背泳ぎをすることのメリットは実は計り知れないものかもしれませんが、疲れた場合は必ず休むようにすることが必要です。
また、水中に入る前、そして入った後は必ずストレッチ運動をするようにします。筋肉が水中で硬直してしまえば、思いがけない事故に合わないとも限りません。
ですが、水中では重力が一切ないため、浮力だけで運動することになります。
椎間板ヘルニアを改善するためには腰椎周りの筋力アップがかかせません。
ですので、水泳ばかりに頼るのではなく、積極的に筋力トレーニングをリハビリの一環として捉えることが大事になってきます。
- 椎間板ヘルニアのリハビリ、腰に負担をかけると良くないような病気→水泳がいい
- 水泳を本格的に上手になろうとする人→水泳によって負担は重くなる
- 適度な負荷を全身の筋肉に与える→水中:時間の節約もできる
- 短時間で思い切って筋肉を使う→腰に余計な負担をかけてしまう
- 水中での歩行訓練、ゆっくりとクロールや背泳ぎをするメリットは計り知れない
- 疲れた場合は必ず休むようにする
- 椎間板ヘルニアの改善→腰椎周りの筋力アップが必要:筋力トレーニングも行う
腰に負担をかけずに全身に適度な負荷をかける。水中での運動は最適だと思います。しかし腰椎周りの筋力アップには、水泳だけでは足りないかもしれないですね。筋トレも取り入れて頑張りましょう。
水泳よりも、まずはゆっくり歩行訓練がおすすめ!ヘルニアのリハビリの進め方
腰まわりの筋力の強化
退院後の腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリの主な目的は、腰まわりの筋力の強化となります。
まずは、体への負荷の小さいプールなど、水の中での運動から始めていきましょう。
例えば、プールの中で腰を左右に振りながら、大股でゆっくり歩く歩行訓練などがあります。
さらに、痛みが完全にとれてきたら、腹筋や背筋などの筋力トレーニングも取り入れていきましょう。
腰まわりの筋力の強化という意味では、スクワットも効果的です。
また、筋力トレーニングとともに、入院中に凝り固まった腰まわりの筋肉をほぐすストレッチをあわせてすると良いでしょう。
ストレッチを取り入れる
例えば、仰向けになった状態で、膝を上げて体に寄せていき、最終的に両手で抱え込むといったストレッチで、背中の筋肉をほぐすことができます。
他にも、床の上に立って、両手を広げて、左右に腰をひねるといったストレッチ運動などもいいでしょう。
このように、退院後の腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリでは、あまり動かせなかった腰の筋力の強化と、同時にその筋肉をほぐすストレッチが中心となります。
- 腰椎の椎間板ヘルニアのリハビリの目的→腰まわりの筋力の強化
- 体への負荷が小さい水中での運動から始める→痛みが取れた→筋トレを行う
- 腰まわりの筋力の強化→スクワットも効果的、ストレッチで固まった筋肉をほぐす
始めは腰への負担が軽い水中での運動から始め、痛みが取れたら筋トレに移行するのがいいみたいですね。あとは固まった筋肉をほぐすためのストレッチも必要ということでしょうか。いろいろやらないといけないですね。
「自然治癒」は期待できるのか|ヘルニアの治療方針
自然治癒できる?
椎間板ヘルニアと診断された時、あまりにひどい痛みの為「歩けなくなるのではないか・・」 「一生なおらないのではないか・・」などと、悲観的に考えてしまいそうになります。
しかし、潰れてしまった椎間板自体が完全に回復するのは難しいのですが、椎間板ヘルニアの多くは、個人によって差はありますが、数カ月から半年の内に治癒してしまう事の方が多いと言われています。
症状によっては緊急に手術が必要な場合もありますが、それ以外は治りますので、悲観的にならないで、前向きに治療に取り組むことが大切です。
手術の可能性も含め、信頼のおける医師の判断を仰ぎ、どう治療して行くかを、あなた自身が真剣に考えてゆかねばなりません。
詳しいメカニズムは、未だに不明なところが多いのですが、一般的には多くが良性で、3ヶ月で60%の人に、痛みが自然に改善したという報告がされています。
その理由としては
•背骨の構造が変化するが、それなりに安定した形で落ち着いてくる。
•痛みに対しての防御反応から、痛みの感じ方が鈍くなる。
•ヘルニア部分の炎症が起き難くなる。
などが考えられているようです。
以上の事は、人間の体が持っている「自然治癒能力」によるものと考えられるものばかりです。
又、ヘルニアは貪食細胞に貪食されるので、いずれ無くなる事が考えられるとおっしゃる先生もおられます。
又、経験豊かな整形外科医師であれば、緊急に手術が必要な場合を除き、辛抱強く治療を重ねて行けば、手術などしなくても次第に改善されることが多い事を御存じのはずです。
しかし、
•膀胱直腸障害(排尿・排便困難)がある
•強い痛みが持続する
•下肢の麻痺がとてもきつい
など症状が重い場合、手術を進められるケースが多いので、その際には、医師と十分な相談が必要です。
- 椎間板ヘルニアと診断→ひどい痛みの為悲観的に考えてしまいがち
- 潰れてしまった椎間板自体が完全に回復→難しい
- 椎間板ヘルニアの多く→数カ月~半年で治癒してしまう事が多い
- 信頼のおける医師の判断を仰ぐ→どう治療するか:あなた自身が真剣に考える
- 背骨の構造が安定した形で落ち着く、痛みの感じ方が鈍くなる、炎症起き難くなる
- ヘルニアは貪食細胞に貪食される→いずれ無くなる事が考えられる
- 膀胱直腸障害、強い痛み、下肢の麻痺がとてもきつい→手術を検討
椎間板ヘルニアってなかなか治らないって思っていましたが、自然治癒できるんですね。しかも半年程度で。まぁ、全く変形がなくなるとか、潰れた椎間板が元に戻るというのは難しいんでしょうが、日常生活に支障なければいいんですよね。
どうして効果があるの?ヘルニアのリハビリメニュー「プール歩行」
僕に教えて頂いたことを簡単に説明します…
①腰を悪くされる方の大部分は、腰から股関節付近の間接が固くなっていること。
②①のために本来股関節の運動で歩いたり走ったりする動作でも腰を使ってしまうこと。
③②により、腰は常に必要以上の負担を抱えてしまうこと。
④腰・股関節周辺の筋力低下が運動だけでなく、身体を支える上でも負担をかかえてしまうこと。
でした。
そのためのリハビリとして…
①理学療法士のリハビリ以外に腰・股関節運動のリハビリを自宅で継続的に行うこと。
(パンフレットを作成されて、座りながらでも・寝転んでいても行えるものなのでTVのCMの間でも行えます)②体重が腰に抱える負担が大きいためにダイエットをすること。
③腰・股関節を中心とした運動を行い、周囲の筋力UPを行うこと。
でした。
それらを、すべて満たして安全に楽しく行える方法が『プール歩行でのリハビリ』でした。
とにかく、治りたい一心で毎日行いましたが…結果は、半年程で10kg以上のダイエットに成功しました。
その他にも、固かった間接が柔らかくなり、前屈で床に手首まで着く様になりました。
ウエストは、20cm近く細くなりました。
- 腰を悪くする人→腰から股関節付近の関節が固い→歩く・走る動作でも腰を使う
- 腰に必要以上の負担かかる
- 腰・股関節周辺の筋力低下→運動・身体を支える上でも負担を抱える
- 腰・股関節運動のリハビリ→自宅で行う、ダイエットをする、周囲の筋力UP
- 治りたい一心で毎日実施→半年程で10kg以上のダイエットに成功
- 固かった関節が柔らかくなる、ウエスト:20cm近く細くなった
体重が減少し、筋力も付けば、腰にかかる負担も軽くなることでしょう。ストレッチで関節が柔らかくなれば血行もよくなるでしょうし、きっとヘルニアも解消できるのではないでしょうか。