離婚後に気がかりなこと…子供の戸籍謄本はどうなるの?手続きも教えて

離婚後の子供の戸籍謄本ってどうなる?の疑問を解決!

離婚するのは親同士の、いわば大人の事情な訳ですが、子供をどうしますか?

戸籍(謄本・抄本)は、本籍地のある役所に保管されているので、居住地の役所と異なる場合、本籍地の役所に請求する必要があります。

離婚した場合の子供の戸籍は、父親側に残ります。母親が親権を持ち子供をそちらの戸籍に入れたい場合は「子の氏の変更許可申立書」が必要です。

「戸籍謄本」と「戸籍抄本」の違いって?!間違えやすいのでご注意を

戸籍には「戸籍謄本」(こせきとうほん)と「戸籍抄本」(こせきしょうほん)の2種類があります。

一般的に相続の手続きには戸籍謄本を使用しますが、ご状況によって戸籍抄本でも手続きが可能な場合があります。

ではいったい、戸籍謄本と戸籍抄本は何が違うのでしょうか。

戸籍謄本と戸籍抄本の違い

まず、私たちが役所で請求できる戸籍は、戸籍原本の写し(コピー)のみです。

原本は本籍地をおいている役所で管理されており、戸籍に入っている本人であっても原本を入手することはできません。
私たちが取得できるのはあくまで原本の写し(コピー)となります。

そしてこの「写し」なのですが、写す内容によって、謄本か抄本かに分かれます。

●謄本(とうほん)→原本の内容すべてを写している書面
◆抄本(しょうほん)→原本の内容一部のみを抜粋して写している書面

さらに詳しくいうと・・・

●戸籍謄本は、
その戸籍に入っている全員の事項を写したもの

◆戸籍抄本は、
戸籍にかかれた一個人の事項のみを抜粋して写したもの

ということになります。

そのため、戸籍謄本は「全部事項証明」、
戸籍抄本は「個人事項証明」と呼ばれています。

◆戸籍抄本については、個人事項の写しになるので、誰のものがほしいかを指定して請求する必要があります。
また、戸籍抄本は記載されている方のみの証明となりますので、家族全員分の証明として戸籍が欲しい場合には、戸籍抄本ではなく戸籍謄本を請求しなければなりません。
戸籍謄本1通と戸籍抄本1通、どちらも同じ手数料ですが、例えば父、母、子が同じ戸籍に入っているのなら戸籍謄本1通で3人分の証明として使用できます。

引用元-戸籍謄本・抄本とは – 相続戸籍相談センター

  • 戸籍謄本と戸籍抄本
  • 謄本:戸籍全員分の事項の写し→全部事項証明
  • 抄本:一個人の部分のみ抜粋の写し→個人事項証明(誰の分が欲しいのか指定)
  • 謄本は戸籍に入っている人全員分の証明として使える

よく役所で戸籍○○が必要といわれた時に、迷うんですよね

あれ?謄本だっけか?抄本だっけか?って迷ったことないですか?自分はよく迷います。でも戸籍全部なのか個人の部分だけかが判れば、迷わずに済みそうですね。その前にちゃんと聞いとけってことかな?

遠方から取り寄せる方法もあります!戸籍謄本が必要な場合の手続き

取得できる場所

戸籍謄本/戸籍抄本は、その種類に関わらず、あなたの戸籍がある本籍地の役所でしか取得できません。
居住地の市区町村役場では、住民票の取得は可能ですが、戸籍は直接入手することはできません。本籍地の市区町村に交付申請する必要があります。

取得方法

戸籍関係証明書の取得方法は、以下の3通りになります。
(1)本人が窓口で直接取得
(2)代理人(親戚・知人)が、窓口で取得(委任状が必要です。)
(3)郵送請求/取り寄せ

その中でも、住所地と本籍地が異なりその本籍地が遠い方や、平日は役所に行く時間がない方は、郵送で本籍地の役所に申請/請求し、取り寄せる方法が大変便利です。
また、請求する戸籍に入っている本人、又はその配偶者、直系の卑属(子孫)・尊属(先祖)以外の方が請求する場合には、委任状や正当な理由が必要になります。

引用元-Q. 戸籍謄本・戸籍抄本の取り寄せ・郵送請求・取得方法を教えて下さい。

  • 取得できる場所:居住地の役所ではなく本籍地のある役所
  • 戸籍(謄本・抄本):窓口で直接請求、代理人が窓口で直接請求、郵送請求
  • 住所が本籍地から遠い、平日役所に行けない→郵送で請求できる
  • 本人、直系の卑属・尊属以外が請求:委任状若しくは正当な理由が必要

本籍地と本籍ってどう違うんだっけ?

結婚などで戸籍を分けた場合に本籍を指定しますが、どこに設定しても構わないそうです。そうすると戸籍も設定した本籍地がある役所に保管されますので、戸籍謄本などが必要な場合その役所からの取り寄せになりますので、注意しましょう。

子供の戸籍はどうなるのでしょうか。離婚後の扱いが気がかりです

離婚した場合の戸籍

離婚をする際、離婚届に「婚姻前の氏にもどる者の本籍」という欄があり、ここには戸籍の筆頭者ではない者について書きます。

 少しややこしい話ですが、「戸籍」とは、車で考えるとわかりやすいかもしれません。まず結婚すると、夫婦で同じ車(戸籍)に乗ることになり、離婚したら、また別々の車(戸籍)に乗り換えるわけです。

こどもの戸籍

 子供がいなければ、ここから先のお話は関係がないのですが、子供がいる場合は、ぜひ覚えておきたいことがあります。

 まず、子供がいて離婚をした場合、子供は自動的に別れた夫の戸籍に入ります。
 つまり、離婚をすると夫と子供は同じ車(戸籍)に乗り続け、妻だけが別の車(戸籍)に乗せかえられてしまいます。
 男性に有利なように感じますが、現在の法律ではこうなっています。

 ここで問題になるのが、妻が子供の親権を獲得した場合に、「実際に子供を育てるのは妻(母親)なのに、母と子は戸籍が別々」ということです。
 ただ離婚届を出しただけでは、子供は夫(父親)の戸籍のままなのです。

 そこでよく聞くのが、「母と子は同じ戸籍にしておきたい」というお話です。

 「じゃあ、役所に行って母と子を同じ戸籍にしてもらえば・・・」と簡単に考えがちですが、これがダメなのです。

 では、どうするのか・・・

子の氏の変更許可申立書

 「子の氏の変更許可申立書」という書類を、家庭裁判所へ提出する必要があるのです。そして、裁判所から許可をもらってから、役所へ行って子供を母の戸籍に入れる手続(入籍届)をするのです。

 つまり、家庭裁判所を通さないと、子供を母の戸籍に入れることができない、ということです。

引用元-離婚後の子供の戸籍について

  • 離婚した場合の戸籍:離婚届→”婚姻前の氏にもどる者の本籍”に筆頭者以外の人
  • 子供の戸籍:離婚→自動的に父親の戸籍に。親権:母親→親権と戸籍がバラバラ
  • 親権が母親→この戸籍も母親側に:子の氏の変更許可申立書
  • 家庭裁判所へ提出→裁判所が許可→役所で子供の戸籍を母親の戸籍へ入れる

離婚すると、いろいろなところにひずみが生じますね

戸籍なんですから、その家(家庭)から離れる人が抜けるようになればいいんじゃないですか?母親が子供の親権を持つなら母と子が自動的に戸籍から抜ければすんなりいくんじゃないでしょうか。

手順に沿って進めましょう!離婚後に子供の戸籍を移したい場合

STEP1:家庭裁判所へ変更許可申立書を提出する

家庭裁判所に「子の氏の変更許可申立書」を提出します。このとき、以下のものを準備し、子どもの住所地にある家庭裁判所に申し立てます。申立書は家庭裁判所にあるので、以下の必要書類等を持参して裁判所の指示に従って手続きしましょう。

・子どもの戸籍謄本(複数の場合は全員の分)
・母親の戸籍謄本
・申立書に貼付する収入印紙(裁判所内で購入できます)
・連絡用の切手

●申立は親権者でなければできません。また子どもが15歳以上の場合は、その子ども本人が申立者になるので、親権者の問題は関係ありません。
●手続きはわからないことばかりだと思いますが、裁判所で親切に教えてくれるので大丈夫です!

STEP2:審判を受ける

申し立てを行うと審判を受けます。記載事項や申し立て内容に問題がなければ、大抵の場合大丈夫です。許可が下りれば、郵送で「審判書」が送られてきます。

STEP3:役所で子どもの入籍続きを行う

送付された「審判書」を添え、市役所で子どもの入籍手続きを行います。

●子どもの姓を変えないときも、父親の「氏」と母親の「氏」は別のものと考え、「子の氏の変更許可申立」になるようです。

引用元-離婚後に自分も子どもも姓を変えずに同じ戸籍に入る方法 | nanapi [ナナピ]

  • 1.家庭裁判所へ変更許可申立書を提出:子供・母親の戸籍謄本、収入印紙、切手
  • 親権者が申し立てを行う。子供が15歳以上:自分で申立てできる
  • 2.審判を受ける:記載事項・申立て内容に問題なければ大抵大丈夫
  • 3.役所で子どもの入籍続き:裁判所からの審判所を添えて入籍手続き

父親の戸籍から子供を抜く際、父親の同意は不要?

この手続きって、母親だけでできるんですかね。父親の同意とか子供の意志とかはどうなるんでしょうか。親権を母親が持つなら母親と同じ戸籍が自然とは思いますけど、ちょっと気になりますね。

子供が20歳以上の場合は、離婚時の手続きが異なります

親権者の設定は未成年の子供に対して行う

親権者の設定は、未成年(20歳未満)の子供に対して設定する必要があります。そのため、子供が20歳を過ぎていれば、離婚時に父と母のどちらが親権者になるかについても、決める必要がありません。
(離婚届の親権者の記載欄も記載不要です。)

子供が結婚していれば既に戸籍は別

また、子供が既に婚姻していれば、父親の戸籍から抜けています。そのため子供の戸籍をどちらにするかということはもう関係ありません。

未婚の場合は届出人が異なる

まだ、子供が結婚していない場合で、父親の戸籍から、母の戸籍に入籍する場合、その手続(入籍届)は、入籍する本人(子供)が15歳以上のときは、親ではなく本人(子供)自らが、届出人になるだけで、他の手続きは同じになります。

引用元-Q.離婚時の戸籍の手続き(子供の本籍・夫の名字のまま)を教えて下さい。

  • 親権者の設定は未成年の子供に対して行う:子供が20歳以上→親権必要ない
  • 子供が結婚していれば既に戸籍は別→結婚すれば戸籍から抜けている
  • 未婚の場合は届出人が異なる→子供が15歳以上で未婚:子供が届出人に

15歳以上結婚するまでは子供が自分で行えるんですね

何で戸籍に関しては15歳以上なんでしょう。他の事は18歳以上とか20歳以上とかなのに。15歳以上となると、中学3年か高校1年ですから、自分自身で判断できるんでしょうかね。こういう古い因習を変更すればいいのに。